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    【書評】 『なぜ中国人にはもう1%も未来がないのか』石平著
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      記事によると、南シナ海をめぐる中国の強圧姿勢がベトナムの反発を招き、アジアに緊張をもたらしています。尖閣や歴史問題でもそうですが、なぜ中国はあそこまで他国に強圧的態度に出るのか。一方、中国国内では環境汚染や汚職問題などが悪化し、暴動やテロが頻発、社会崩壊の危機を迎えていますが、これらも我々日本人の理解を超えています。

       まさに「中国の謎」ですが、本書では、中国が抱えるさまざまな問題の根本に、中国人の伝統的な家族主義があると分析し、その観点から中国の今後を見通した一冊です。

       中国では古代から皇帝制度や儒教、道教を通して家族主義が肥大化してきたという歴史的背景を解説。それが中国人の利己的な民族性を育み、頻繁な王朝交代や天下大乱を招いたと論じています。

       毛沢東はこの家族主義を破壊し、共産社会を築こうとしましたが失敗。その後の改革開放路線とともに家族主義は復活し、かつて以上に強大になった結果、一族への利益誘導型の汚職や金銭至上主義が蔓延(まんえん)、不動産バブルが起こり、環境汚染から各派閥の権力闘争、少数民族問題、反日まで、あらゆる問題が噴出。そして歴史が示すように、家族主義の肥大化によってこれからの中国の大混乱と崩壊が不可避であることを論証・予測しています。

       日本に帰化した元中国人の著者が、歴史と現在を往来しつつ、中国の本質と未来を鮮やかに読み解いてくれています。反響も大きく、発売即重版になりましたとのことです。


      内容紹介

      現在の中国で起きている、反日、大気汚染、少数民族問題、領土紛争、権力闘争などの大混乱は、すべて伝統的な「家族主義」と「圏子(チェンツ)」が元凶だった! 中国人の行動原理から、歴史上、中華帝国が滅亡を繰り返さざるをえなかった理由を解説し、現在の中国社会もまた崩壊を逃れられない宿命であることを論証した画期的な中国論。孔子から毛沢東、習近平、シャドーバンキングまで、時代を縦横無尽に往来し中国の現在と未来を分析した一冊!

      著者について

      1962年、中国四川省成都に生まれる。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に帰化。著書は『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)、『私はなぜ「中国」を捨てたのか』(ワック)、『中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない!中国経済』(海竜社)など多数。中国や日中関係の問題について、精力的に講演・執筆活動を展開する。


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      【推薦図書】

      → 【書評】『田母神戦争大学』田母神俊雄、石井義哲著
      → 【書評】『世界が憧れる天皇のいる日本』黄文雄著
      → 【話題の本】『ブラック企業経営者の本音』秋山謙一郎著
      → 【話題の本】『どの面下げての韓国人』豊田有恒著
      → 【書評】『醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!』古田博司著
      → 日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと
      → 【書評】『笑えるほどたちが悪い韓国の話』竹田恒泰著
      → 【書評】「連合艦隊の最後 太平洋海戦史」教授・田久保忠衛
      → 【書評】『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』
      → 【書評】『中国という蟻地獄に落ちた韓国』鈴置高史著
      → 【書評】『日本が戦ってくれて感謝しています』井上和彦著
      → 【書評】『「日本の朝鮮統治」を検証する 1910−1945』
      → 【書評】『日本人が知っておくべき「慰安婦」の真実』SAPIO編
      → 
      【書評】『韓国はなぜ、性犯罪大国となったか』 加来 秀一著
      → 【書評】『韓国 反日感情の正体』黒田勝弘著
      → 【書評】『悪韓論』室谷克実著


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      | 中国 | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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